彼岸会法要・お身拭い式は3月24日(土)です
2018年3月5日
1月、2月は飛ぶように過ぎていきますね。今年も彼岸の季節がやってきました。
どことなく寒さも和らぎ、春めいてきましたね。
さて福成寺では、下記の通り彼岸会法要・お身拭い式を厳修致します。どうぞご家族お揃いでお参り下さい。
今年も粗飯をご用意していますので、どうぞお楽しみ下さい。
【彼岸会・お身拭い式】
3月24日(土)
13:00 ~ 受付開始
13:30 ~ お身拭い式
14:00 ~ 法話
15:30 ~ お彼岸回向
16:00 ~ 解散予定
※彼岸会回向の御志納料は、一霊千円になります。受付にてお申し込み下さい。
春のお彼岸は、今年は3月21日の春分の日を中日として前後3日間の合計7日間をいいます。この期間にお彼岸法要や御先祖回向を行うのは、『観無量寿経』というお経の中に、西方に沈む太陽から極楽浄土を思い描く修行法が記されており、浄土宗のお仏壇に向かって右側にいらっしゃる善導大師(ぜんどうだいし)が書かれた『観経疏』の中で、彼岸は太陽が真西に沈むところを極楽浄土と観想して自身の往生と御先祖様の供養、阿弥陀様への感謝をするのに適した期間と記されているからです。極楽浄土が西方にあることは『阿弥陀経』の中で明記され、あの太陽が真西に沈む先に極楽浄土があり、御先祖様もそこにいらっしゃると説かれています。是非お彼岸法要に御参加頂き、御先祖様を偲び、自分が今あることに感謝して、御先祖様の供養をするとともに、自らも極楽往生できるよう御精進ください。
今年の法話は、知恩院布教師である寺尾昌治上人をお招きし、三味線法話をして頂きます。
寺尾昌治上人は、浄土宗西光寺に生まれ、8歳の時、祖母に連れられ日本民謡を始めました。15歳より三味線を始め、日本民謡 京極流に師事されています。平成21年より三味線と仏教法話を組み合わせた「三味線法話」を始め、三味線坊主として活動されています。寺院での法要後の演奏、講演会、介護施設・病院等への慰問、被災地への演奏ツアーなど、幅広く活動されています。どうぞご期待下さい。
大原三千院 -初午大根焚き-
2018年2月10日
大原三千院で2月9日(金)~2月12日(月)に開催されている大根(だいこ)焚きに行ってきました。
2月最初の午の日を初午といい、大原三千院の大根焚きは、五穀豊穣や無病息災、開運招福を願って、毎年行われています。大根は大原で有機栽培されたものを使い、とても大きく食べ応えがありました。味は出汁がすごく染みていて美味しく頂きました。朝の9時から16時30分まで行われているのですが、一日分の大根が無くなり次第終了となるそうなので、行かれる方はどうぞお早めにご参拝下さい。そして、私は朝の9時頃に行ったのですが、その日の大原の気温は-3度でした…。どうぞ温かい服装でお出掛け下さいね。
そして、三千院を出てすぐの所に、念佛寺という後醍醐天皇第三皇子大塔宮護良(もりなが)親王が創建されたお寺があります。そこで京都洛北エリアの御朱印巡りがあると知りました。京都洛北は、川の清流と深淵な森、澄んだ空気を肌で感じることが出来ます。その澄んだ自然を人々は畏れ敬い、信仰厚い土地として今なお変わることなく洛北エリアは受け継がれています。洛北エリアの御朱印巡りは30ヶ寺あります。まずは、10ヶ所を社寺を巡ると間伐材を使用したコースターが貰えるそうです。興味のある方はどうぞこちらも挑戦してみてはいかがでしょう。
修正会のご報告
2018年2月1日
大寒と言われる通り、先週から厳しい寒さが続きますね。
皆様お風邪等引いていませんでしょうか?
さて今年はホームページの更新が滞っていました・・・まずは行事報告させてください。
今年最初の行事でありました修正会にお越し頂きまして、誠にありがとうございました。
本当に多くのお檀家様や初めてお越し頂いた方々と共に新年を迎えられたこと、幸せに思います。
今年は残念ながらお越し頂けなかった方は、お写真ではありますが、どうぞお楽しみ下さい。
こちらは境内の様子です。境内では、皆様に今年の目標を散華に書いて頂いて、お釈迦様の前で今年の目標を
誓って頂きました。書いて頂いた散華の目標は大事に、本堂内のお釈迦様の厨子内に納めさせて頂きました。
今年の目標が達成されますように、福成寺一同願っております。
そして、以下の写真が本堂内の写真です。蓮(ハス)の花が咲いているように設えています。
蓮(ハス)は、その清らかな花を、濁り汚い泥水の中で咲かせます。その様子から、たとえ自身を取り巻く
環境が悪いものであっても、その汚れを払い美しい命を生きることができると教えてくれます。
仏教では、煩悩の汚れを払い、清らかな悟りの世界を表すたとえとして、「泥中(でいちゅう)の蓮」と言います。
たとえ自身に試練が訪れたとしても、迷いの雲を払い、歩み続ける力を私達はもっているのだと伝えてくれます。
どうぞ蓮の花を他のお寺等でみかけた時は、「泥中の蓮」の話を思い出して頂ければ幸いです。