正覚山 福成寺

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最新の行事記録

1月1日(月)午前0時より修正会にどうぞお越し下さい。

2017年12月30日

年末になり気忙しい時期になりましたね。
皆さんはお風邪等は引いていないでしょうか?

さて1月1日(月)午前0時より修正会の法要がございます。
どうぞ皆様初詣にお越し下さい。

【修正会】
■ 日時 1月1日(月) 午前0時より法要開始 ※紅白歌合戦の後すぐです

福成寺の修正会は、陶火器と呼ばれる陶器にロウソクを点し、
本堂内と境内を荘厳し、厳かな雰囲気を感じて頂ければ幸いです。
写真は今年の修正会の陶火器に本堂内で点火試験を行った時の様子です。

今年も皆様には境内の御釈迦様に今年の目標を散華にお書き頂き、
今年一年の始まりに、新たな決意を仏様にお誓い頂きます。
どうぞお早めにお寺へお越し頂き、今年の決意をお考え下さい。

お守りとお札もお授け致します。お仏壇の中や玄関にお祀り下さい。
昨年のお守りとお札はご持参頂き、本堂内に納めて頂ければと思います。

当日は雨が降るかもしれませんので、お気をつけてお越し下さい。

それでは、皆様のご参拝お待ちしております。

福成寺一同
合掌

お十夜法要は10月28日(土)13時より受付開始 -笑福亭松枝師匠による落語会も開催しますー

2017年10月11日

寒暖差の激しい季節になってきましたね。
今日も30℃近く気温が上がるそうです…。週末はぐっと気温が下がるようですので、御身体ご自愛下さい。

さて今年もお十夜法要を行います。
お十夜法要は、浄土宗で最も大切な経典の一つ『 無量寿経(むりょうじゅきょう)』というお経の中に、「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行を行うことよりも尊い」と説かれていることから、その教えを実践した修行です。10日10夜にわたり不断(ふだん)念仏を称えて阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であり、10月28日が満願になります。

この法会が初めて営まれたのは、今から550年ほど前、伊勢守平貞国(いせのかみたいらのさだくに)が、京都の天台宗真如堂で修したのがその始まりとされています。その後、1495年に、現在浄土宗の大本山の一つになっている鎌倉光明寺の第九世観誉祐崇上人(かんよゆうそうしょうにん)が、後土御門(ごつちみかど)天皇に招かれ、宮中で、『 阿弥陀経(あみだきょう)』の講義をされ、さらに真如堂の僧と共に引声(いんぜい)念仏を修しました。その後、天皇の許しを得て鎌倉光明寺でお十夜法要を行うようになりました。これが浄土宗のお十夜法要の始まりで、今でも浄土宗の大切な法要となっています。お十夜法要は、お念仏の尊さを知り、感謝の気持ちを込めて念仏をおとなえする大切な法会です。この大切な念仏会に参加し、仏の国での千年の善行にも勝る功徳をどうぞお積み下さい。

今年は、お十夜法要と共に笑福亭松枝(しょうふくてい しょうし)師匠による落語会も開催致します。

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笑福亭松枝師匠は、高校卒業後、6代目笑福亭松鶴に入門。平成11年度には、文化庁・芸術祭落語「立ち切れ」にて優秀賞。他にも上方落語協会監事や上方落語協会代表等も務め、寄席出演、独演会、社会問題をテーマに講演も多数こなされています。2017年7月14日の毎日新聞には、「過労死なくす夢 落語に」という記事の中で松枝師匠の活動が取り上げられています。落語会は思いっきり笑ってもらいつつ、その講演の帰り道で道端の草花がいつもより愛おしく見えるような気分になってもらいたいと話されています。どうぞご家族お揃いでご参詣頂きお楽しみ下さい。今年も粗飯をご用意しておりますので、どうぞこちらもお楽しみ下さい。

【お十夜法要開催日時】
10月28日(土) 
13:00 受付開始
13:30 お十夜法要お勤め
14:00 笑福亭松枝師匠 落語会
15:00 お十夜法要御回向
15:30 粗飯

お十夜法要の回向料は一霊千円になります。当日受付にて受け賜わっております。
どうぞ皆さまのご参加お待ちしております。

福成寺一同

合掌

秋のお彼岸の入りは9月20日(水)です

2017年9月15日

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる通り、最近は朝・晩ヒンヤリと感じる事も多くなってきましたね。
先月お盆の法要が終わったところですが、もうそこまで秋がきていると実感する今日この頃です。

さて、今年の秋のお彼岸は9月20日(水)~9月26日(火)の期間になります。秋の彼岸は秋分の日を中日として、前後3日間合わせた一週間の期間です。お彼岸にご供養や法要をされたり、お墓参りをするのは一説に聖徳太子が始めたお彼岸中の仏道修行がルーツともいわれています。私たち浄土宗の聖典の一つである『無量寿経』には、阿弥陀仏とご先祖様がいらっしゃる極楽浄土は西方にあると示されています。そこで、太陽が真東から真西へと沈むお彼岸の時期に、太陽が沈むその先にある極楽浄土に思いを馳せ、阿弥陀仏とご先祖様が見守ってくれている事への感謝を伝える仏教行事として日本に定着していきました。大阪の四天王寺夕陽ヶ丘という地名は、かつてこの地域一帯は大阪湾の海に面し、海へと沈む夕日を眺める絶好の場所でした。そこから、西方にある極楽浄土を想い見つめる「日想観」の修業の地として賑わいました。あの辺り一帯にお寺が多いのもこういった経緯からなんですね。彼岸の入りには、ご家庭の御仏壇をきれいにし、季節の花、初物、彼岸団子、秋にはおはぎをお供え下さい。そして、どうぞお墓参りにも皆さまでお越しください。